2013年初頭に発売予定のTPS「Lost Planet 3」（ / / ）が，E3 2012のCapcomブースおよびMicrosoftブースに，プレイアブル出展されていた。今回のプレイアブル版は1人あたりのプレイできる時間が長く，物語の冒頭を存分に体験できた。さっそく，作品の概要を交えつつプレイフィールをお伝えしていこう。 Lost Planet 3では，シリーズの舞台となっている「E.D.N. III」（EDN-3rd）の歴史と，惑星の新たなる真実が語られる。 主人公は，極寒の地表に残り，危険な代わりに割の良い仕事を引き受ける“リグ”（メカ）のパイロットJim（ジム）。彼は，惑星の植民地化をすすめるNeo-Venus Construction（NEVEC）から仕事を受け，コロニーベースの開拓者として，“サーマルエナジー”という未知なる惑星エネルギーのサンプルの採取に携わることになる。 また，この惑星にはさまざまな謎が秘められており，ジムはサーマルエナジーの採取にあたって，そういった謎に巻き込まれていくことになるという。 今作では，人を操作するときにはTPSスタイルで，リグを操縦するときにはFPSスタイルでゲームが進行する。今回のプレイアブル版はシングルプレイのみだったが，前作同様マルチプレイも用意されているとのこと。 TPSスタイル FPSスタイル 操作方法やプレイヤーの取れる行動は，基本的に従来作を踏襲しているものの，キャラクターの動きは機敏になっている,ドラクエ10 RMT。とくに，ドッジロールのスピードが上がっているため，回避は断然やりやすい。前作までにあった回避後のズシッとした重さはなくなり，軽快に立ち回れるようになった。もちろん，あの特徴的なフックアクションは健在だ。 リグは前作までに登場していたVS（バイタルスーツ）に近いメカだが，アームでギミックを操作するなど，戦闘だけでなく探索にも役立つ。歩行中の“ガションガション”という動きからは，なんとも言えないロボット感が漂っており，VSよりもメカっぽいメカになっている。 使い捨ての乗り物という印象が強かったVSと比べると，リグはできることが多く，ジムのプロフィールからも分かるとおりストーリーにも深く関わってくる可能性が高い。序盤のリグにはドリルアームくらいしか武器がないのだが，物語が進むに連れて武器が変更できるようなら面白くなりそうだ,ドラゴンクエスト10 RMT。 エイクリッド（敵）との戦闘では，敵が乗りかかってきたときに右スティックでターゲットをあわせて，ナイフで攻撃する振り払い動作などが追加されている。ただ，基本は前作までと変わらず，体の弱点（オレンジの部分）を攻撃して討伐していくことになる。 序盤のシングルプレイを体験した感触では，シリーズの正統進化といった印象を受けるものの，ゲームエンジンにUnreal Engine 3が採用されるなど，内部ではいろいろと変更がなされているようだ。シリーズをとおして評価の高い美麗な映像はより磨きがかけられており，氷に覆われたE.D.N IIIの過酷な環境を痛烈に表現することに成功している。 2013年初頭の発売に向けて，今後は詳細なシステムの情報公開や，日本でのプレイアブルの機会が設けられることに期待しよう。
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