2013年1月24日木曜日

ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<

「インディ?ジョーンズ」パート4は「アトランティスの運命」だ  海外で開催される「スター?ウォーズ セレブレーション」に参加するほどのスター?ウォーズ好きな筆者は,ジョージ?ルーカスの発言に期待を膨らませては,かなりの確率で裏切られてきた。「スター?ウォーズは全部で9作の映画にする」と言っていたはずなのに,気が付いたら6作で終わらせちゃったりしたあたりは,けっこう有名なエピソード。だが,細かいものをあげだしたら本当にキリがない。だからジョージの作品の熱心なファンほど,彼の発言をあまり本気にしないように気を付けている(それでも困ったことに,本気にしてしまうんだが)。  そんなジョージにかかっては,自分の発言をなかったことにするのもお手の物。スター?ウォーズのみならず,「インディ?ジョーンズ」でも……。  「インディ?ジョーンズ クリスタル?スカルの王国」公開前,ジョージは海外の雑誌のインタビューに,「『インディ?ジョーンズ』は,パート3『最後の聖戦』の直後から続編の話があったのだが,良い脚本に恵まれなかったため,19年も映画化を保留することになってしまった」と語っている。だが筆者は忘れはしない。幻となった第4作のことを。  1993年8月のこと,ugg ブーツ。当時のビクター音楽産業からFM TWONS用に,「インディ,ブーツ? ジョーンズ アトランティスの運命」というゲームが発売された。これは,ルーカス?アーツが開発した作品のローカライズ版である。いまだに語られる「モンキーアイランド」のようなアドベンチャーゲームで,個人的にはいろいろな意味で期待度の高かったタイトルだった。なお,1995年に今は亡きマイクロマウスからPC版もリリースされている(メガCD版も予定されていたが発売中止に)。  1992年頃に発売された海外のゲーム誌には,アトランティスの運命について,ルーカス?アーツの開発者へインタビューした模様が掲載されていた。それによると,「現在ビデオゲームとして作っている最中の『アトランティスの運命』は,映画『インディ?ジョーンズ』シリーズのパート4として脚本が用意されたもの。映画とゲームのメディアミックスを狙っていたのだ。ただ,映画版はルーカス?フィルムで話を進めていたものの,ハリソン?フォードが『ジョーンズ博士の役目は終わった』と続投を断ってきたことをきっかけに資金が集まらなくなり,制作を断念せざるをえなくなった。しかしジョージ本人がシナリオを気に入っていたので,せめてゲーム化だけでもしようということになった」のだそうだ
関連トピック記事:

0 件のコメント:

コメントを投稿