9youブースでは,日本でもサービスの始まった(勇士Online)のほか,ゲームエンジンに「Unreal Engine 3」を採用したMMORPGが3タイトル出展されていた。その中でも最新の(以下,Butterfly Sword)を紹介してみたい。 立ち止まって殴り合うのではなく,動き回って戦闘するというアクション主体の武侠モノということで,ゲームの種類としては,と非常によく似た作品といえるかもしれない。 ブースでゲームの特徴を聞いてみると,第一に返ってきたのが「反応のよさ」だった。これは,攻撃すると倒れたりなど,アクションに対する反応がいろいろ用意されているという意味で,戦闘時のリアクションにはかなり気を遣っているようだ。 また,武侠モノということで,単なる戦闘だけではなく,相手のツボを突くと動かなくなったりといった気功系のワザも取り入れられているとのこと。 戦闘はターゲッティング方式を基本とするのだが,ターゲットしたからといって必ずしもその相手に当たるわけではなく,角度と距離が適切であれば,ターゲットした以外の相手にもヒットする,DQ10 RMT。このあたり,の戦闘システムとも似ているが,Butterfly Swordの場合,攻撃範囲に武器の種類はあまり関係なく,個人の技量のほうが重要になるらしい。 ちなみにジャンプして攻撃を避けることも有効とのこと。単なるジャンプではさほど跳び上がらないのであまり回避効果はないが,2段ジャンプを使ったり,さまざまな技を繰り出していけば効果は高い。 操作法はW/A/S/Dキー+スペースキーといったオーソドックスなもの。試遊台で触った感じでは,この手の一般的なゲームとほとんど変わらない印象だったのだが,ドラゴンクエスト10 RMT,プロモーションムービーを見ると,敵を浮かせて空中コンボを決めたり,2段ジャンプを用いて多彩な機動戦を繰り広げており,使い方次第ではああいったこともできるのかとちょっと驚いた。試遊台では,水の中からジャンプして前進すると,水面を走れることが確認できた。 また,プロモーションムービーでは打撃時に一瞬ストップモーションが入ることで打撃感を強調していたのだが,展示中の実際のゲームではヒットストップは感じられなかった。 では,似たようなストップモーションを一度は実装したものの,同期ズレの原因になるため採用が見送られていたと聞いたことがある。ゲームエンジンが違うので状況は異なるかもしれないが,プレイムービーを確認すると,軽くヒットストップらしきものが入っていたので(ムービーほど強調されていないが),そのあたりは克服されたのかもしれない
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